東京薬科大学 学校案内 2013

東京薬科大学 学校案内 2013 page 20/108

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薬学部事前実務実習病院・薬局での実務実習に備えて、必要な基本的な知識・技能・態度を学ぶ最新の実習施設を使っての実習事前実務実習の目的19 Tokyo University of Pharmacy and Life Sciences 基本的な調剤(散剤....

薬学部事前実務実習病院・薬局での実務実習に備えて、必要な基本的な知識・技能・態度を学ぶ最新の実習施設を使っての実習事前実務実習の目的19 Tokyo University of Pharmacy and Life Sciences 基本的な調剤(散剤・水剤・軟膏剤)方法を修得します。散剤調剤室散剤(粉薬)の薬塵を集塵する機能を備えた散剤調剤台が一人一台用意されており、クリーンな環境で実習が行えます。クリーンベンチで無菌操作による注射剤の混合方法などを修得します。無菌調剤室液晶モニター内蔵のクリーンベンチを48 人分備えています。無菌操作の模範実技映像を見ながらの実習や自分の実技を振り返ることが可能です。模擬の入院患者さんを相手に薬の説明方法などを修得します。模擬病室プライバシーを重視した個別タイプのモデル病室を8 室備えています。病棟での薬剤師業務に近い環境で実習ができます。薬局カウンターで、患者さんへのインタビュー方法や薬の情報提供に関する技能と態度を修得します。模擬薬局着座式のカウンター10 台を備えています。実際の薬局に近い環境で、患者さんへの薬の説明などを実習できます。教育5 号館 薬学6年制教育では、「薬の専門家」として適切な知識・技能・態度を有する薬剤師を養成することが求められています。そのため、病院・薬局での実務実習が義務づけられました。そこで、薬剤師職務に必要な基本的な知識・態度・技能を身につけるために、学内で事前実務実習を行います。 事前実務実習は、教育5号館で4年次に約1カ月間行われます。モデル調剤室や無菌調剤室などでは、3年次までの基礎実習で身につけた科学的センスと技能などを実際の薬に応用して、調剤や無菌調製法を学びます。薬局カウンターやモデル病室では、ボランティアの模擬患者さんを相手に、薬の飲み方を説明する一連のロールプレイングを体験します。また、モデル薬局を利用して、処方せん疑義に対する問い合わせ法、調剤鑑査法や薬歴管理などを学びます。これらの実習を通して、患者さんばかりでなく、医師、看護師などの医療従事者とのコミュニケーションの取り方も学びます。 実習施設は最新の設備、調剤機器、システム、シミュレーターなどを備えており、学生が最先端の病院や薬局の医療現場に近い環境で事前実務実習を行えるように工夫されています。施設の一例実習の様子