東京薬科大学 学校案内 2013

東京薬科大学 学校案内 2013 page 30/108

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薬学部国際交流国際交流 本学では国際的視野をもった学生、大学院生、教職員の育成を目指して約30年前から国際交流に積極的に取り組んでいます。特にアメリカ、中国との交流には継続性があり、さらには実績の面でも....

薬学部国際交流国際交流 本学では国際的視野をもった学生、大学院生、教職員の育成を目指して約30年前から国際交流に積極的に取り組んでいます。特にアメリカ、中国との交流には継続性があり、さらには実績の面でも非常に成果があがっています。韓国との交流は始まったばかりですが、これからの交流発展が大いに期待されます。29 Tokyo University of Pharmacy and Life Sciences  本学では、日本の薬学教育の先行きを考え、アメリカにおいて同教育の先駆的教育システムを立ち上げていたUSCとは1989年、さらにUCSFとは1995年に学術交流に関する協定を締結しました。それ以来両校との交流は非常に活発に行われています。医療薬学専攻修士課程大学院の時代は、毎年両校から臨床薬学の講義に客員教授が長期に滞在しておりました。一方、本学大学院生も毎年、両校を訪問し本学独自のカリキュラムにおいて米国での臨床薬学の現状を研修してきました。薬学6年制になった現在も本交流は継続しており、両大学教授による3年生への臨床薬学講義の他、5年生の両大学における薬学研修は、2011年度に第17回USC研修、第13回UCSF研修を行うとともに、規模を拡大しつつ発展・継続しています。特に5年生の薬学研修参加希望者は多く、その人選に苦慮するほどです。 中医科学院は、傘下に6つの総合病院と7つの研究所を備えた政府直属の医療に関する総合機関です。本学薬学部とは、1984年に国際交流の提携を結んで以来、ほぼ毎年客員研究員を1年間受け入れ学術交流および文化交流を継続しています。これまでに40名以上の研究員が本学に滞在し研鑽を積んでいます。さらに中国に帰国後も共同研究を継続し本学で学位(博士[薬学])取得をするなど、その多くが中医科学院において教授、准教授をはじめ指導的地位についています。また,本学からも教員がたびたび訪問し、セミナーを開催するなど交流が盛んに行われています。2009年には交流25年を記念して、二国間の国際セミナー開催、大学院生の相互研究指導、学生の中医学研修など、さらなる交流の隆盛を盛り込んだ覚え書きが交わされ,活発な交流が実施されています。今後は、学位取得のための相互交換制度についても交渉中です。本学の中医科学院との交流実績は、中国においても高く評価され2011年には、北京市および国家中医薬管理局主催の「北京中医薬の国際化と交易の発展に関する国際会議」において、「本学と中医科学院との交流実績」について招待講演を行っています。 韓国も薬学教育6年制に2011年より移行しました。本学は、ソウル郊外にある総合大学である檀国大学が薬学部設立を申請するにあたり日本最古の歴史をもつ本学薬学部にアドバイスを要請され、また薬学部が設立された場合には国際交流協定を締結することとしておりました。薬学部の開設を機に、2011年7月国際交流協定調印式を檀国大学において行いました。今後、学生・教員の相互交流のみでなく、研究プロジェクト構築、相互学術集会の開催を推進します。檀国大学の薬学部はスタートしたばかりですが、学年が進むにつれより活発な交流が期待されます。 沈?薬科大学は、中国北部の沈?市にあり2011年に建学80周年を迎えた中国屈指の歴史ある薬科大学です。薬学を日本語で学ぶいわゆる日本語学科学生が各学年100人以上在籍するユニークな大学です。2012年度早々に本学との交流協定締結を結ぶことになります。協定締結後は、本学において沈?大学学生の実習研修等を含む活発な交流が期待されます。University of Southern California( USC)University of California San Francisco( UCSF)中国中医科学院China Academy of Chinese Medical Sciences檀国大学Dankook University沈?(瀋陽)薬科大学Shenyang Pharmaceutical University