東京薬科大学 学校案内 2013

東京薬科大学 学校案内 2013 page 32/108

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薬学部卒論教室紹介■ 基礎薬学分野医薬品の大部分は有機化合物であり、その効率的な化学合成法を確立することは、既存の医薬品の生産のみならず、新薬創製の第一歩としても重要です。我々は、新しい反応や触媒の開....

薬学部卒論教室紹介■ 基礎薬学分野医薬品の大部分は有機化合物であり、その効率的な化学合成法を確立することは、既存の医薬品の生産のみならず、新薬創製の第一歩としても重要です。我々は、新しい反応や触媒の開発、有望な天然由来化合物の合成をテーマに研究を行っています。新反応の開発と生物活性化合物の合成准教授 松本 隆司助 教 矢内 光有機合成化学教室新反応の開発有機フッ素化学触媒開発生物活性天然物の合成硫酸に匹敵する強酸性有機化合物、触媒として有望医療薬物薬学科(左)。合成ターゲットの一例(右)有用な生物活性と特異な化学構造とを併せもつ天然有機化合物は医薬品開発のためのシーズとして重要でありますが、天然から入手できる量は限られています。これらの化合物を独自の戦略と精密有機合成化学の手法を駆使して化学合成する研究に取り組んでいます。生物活性天然有機化合物の全合成に挑む教 授 青柳 榮講 師 古石 裕治機能性分子設計学教室天然物合成化学医療薬物薬学科植物由来の抗腫瘍性化合物 ヘデラシンA(合成標的)がん、マラリア、ウイルス性疾患などの治療薬の開発を目指して、海洋生物から医薬品に応用可能な化合物の探索、医薬品として期待される天然物の化学合成を行っています。また、DNAに直接作用する化合物の設計と合成、DNAとの相互作用の解明も行っています。医薬品開発を志向した生物活性物質の探索と合成准教授 宮岡 宏明講 師 釡池 和大助 手 太田 浩一朗生物分子有機化学教室海洋天然物の探索天然物の合成核酸化学医療薬物薬学科医薬品の約85%は天然由来物質をシーズ(種)としており,天然薬用資源は医薬品開発の重要な手段となっています。世界各地の薬用植物を材料に新しい化学構造と薬効をもつ物質の探索・構造変換をベースとした構造活性相関研究を通して医薬品開発を志向しています。天然薬用資源からの医薬品開発研究教 授 竹谷 孝一准教授 一栁 幸生助 手 蓮田 知代天然医薬品化学教室天然物化学生薬学化学構造決定茜草根より見出した抗腫瘍環状ペプチドの医薬品への医療薬物薬学科チャレンジを続けていますがんに代表される難治性疾患の治療に有効な新しい医薬品を、漢方系生薬や世界の伝承薬、ハーブ類やアロマオイルの成分をもとに開発する研究を行っています。また、糖尿病や脂質異常症などの予防・改善に有用な天然物の探索研究にも、積極的に取り組んでいます。天然物から難治性疾患の治療薬を見つける教 授 三巻 祥浩講 師 黒田 明平講 師 横須賀 章人助 手 松尾 侑希子漢方資源応用学教室天然物難治性疾患治療薬抗腫瘍活性物質南アフリカ産のユリ科植物に含まれる抗腫瘍活性物医療衛生薬学科質:米国の大学と共同研究を行っています生体内情報伝達系は、生体の恒常性を維持する上で重要であり、その情報系の乱れが癌などの疾患の一因となります。当教室では、生体内情報伝達系を制御する分子を設計し、合成・評価しています。リン酸部修飾ヌクレオチドの機能解析などが代表的な研究です。医薬品開発における先導化合物を新しい手法でアプローチする教 授 横松 力講 師 青山 洋史助 手 春木 晶充助 手 加藤 淳也分子機能解析学教室白血病核酸リン酸エステル化学修飾医療衛生薬学科KeywordKeywordKeywordKeywordKeywordKeyword31 Tokyo University of Pharmacy and Life Sciences